top of page

勝山信隆
2025年9月18日
浄厳院に滞在 作品制作はじまる
近江八幡市安土町の浄厳院で、海外アーティストの滞在制作「アーティスト・イン・レジデンス」が始まりました。今年はスペインとポーランドから5名が参加し、10月8日まで共同制作を行い、その成果は「浄厳院国際芸術祭」(10月25日~11月23日)で展示されます。
ポーランドのカタジナ・グロンティさんは「歴史の層が重なる寺の中に身を置くことに興味がある」と語り、地域の方々に家族写真を募って作品に活かす予定です。スペインのリュイス・エストピニャンさんは「芸術的な要素がある建物」と浄厳院を評価し、青写真を使った作品を構想しています。
また、ユック・ケラルトさんとアンナ・サラスさんは「素敵な場所で創作できて嬉しい」と話し、到着早々「あづち信長出陣太鼓」の演奏や太鼓体験を通して、子どもたちや地元住民と交流しました。
今年で4年目となるレジデンス。国際的な交流とともに、地域の人々との新しい出会いや対話を重ねながら、秋の芸術祭に向けた準備が本格的に動き出しました。
bottom of page