
2015年の第56回ヴェネツィア・ビエンナーレのウクライナ館に出品。パリのポンピドゥー・センター、チューリヒ美術館、アントワープ現代美術館など、世界各地の主要美術館で作品を発表してきた現代美術家です。1982年キーウ生まれ。現在もキーウを拠点に、彫刻やインスタレーション、木炭のドローイングなどを通して、歴史と記憶、戦争が人々の暮らしに残す痕跡を見つめています。
Nikita Kadan
ニキータ・カダン
ウクライナ

⬤ 2026年の出品作品
《Night》
紙に木炭/5点組/各297 × 420 mm/2026年
⬤ アーティストについて
ニキータ・カダンは、ウクライナのキーウを拠点に、歴史と記憶、戦争や暴力が社会に残す痕跡を問い続ける現代美術家です。インスタレーション、彫刻、絵画、木炭によるドローイングを横断し、歴史家や建築家、人権活動家とも協働してきました。2015年のヴェネツィア・ビエンナーレではウクライナ館に出品し、ポンピドゥー・センターやチューリヒ美術館などで作品を発表しています。制作では、記録写真や廃墟、建築に残る痕跡をたどり、歴史が誰の視点から語られ、どのような経験が見過ごされてきたのかを探ります。今回の《Night》も、実際の経験に基づく作品です。カダンにとって芸術は、人生を異なる角度から見つめ、見えなかったものに気づくための視点をつくる営みです。
⬤ 略歴
1982年、キーウ生まれ。2007年、国立美術アカデミー(キーウ)卒業。現在もキーウを拠点に活動。
インスタレーション、彫刻、絵画、グラフィックを手がけ、歴史家、建築家、人権活動家との分野を越えた協働も行う。アーティストグループREP(Revolutionary Experimental Space)のメンバー。キュレーションと社会的活動に取り組むコレクティブHudrada(Artistic Committee)の創設メンバー。
チューリヒ美術館、ポンピドゥー・センター(パリ)、アントワープ現代美術館、リヴォリ城現代美術館(トリノ)、プラハ国立美術館、ワルシャワ近代美術館などで作品を展示。2015年、第56回ヴェネツィア・ビエンナーレのウクライナ館で作品を発表。
