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Adrià Maseroは、詩や絵画、哲学的な思索を通して、日常にひそむ神秘を見つめ、東洋と西洋、文化や宗教のあいだに橋を架ける表現を探求している。2020年にErnest Lluchスペイン語散文賞を受賞し、2025年には散文・詩集『Tararà』の刊行記念発表と美術展を開催。2026年9月には浄厳院で滞在制作を行った。

Adrià Masero

アドリア・マセロ

スペイン

Adrià Maseroの顔写真

⬤ 2026年の出品作品

EL LLIBRE DE LLEVANT - EL LLIBRE DE PONENT, 2026(紙にインクと圧縮木炭、木製パネルにマウント/80×160cmのパネル12点、全体960×160cm/企画・描画:Xavier Masero)

⬤ アーティストについて

アドリア・マセロは幼い頃から、現実が持つ言葉にしがたい神秘、とりわけ最も単純で日常的な事物の中に現れるその神秘に魅了されてきました。彼は空の色に思いを馳せたり、鳥たちが自らの動きを意識することなく、気負いもなく、優雅かつ軽やかに飛ぶ様子に驚嘆したりしていました。今日でも、そうした驚きや感嘆の念が彼の内なる情熱を支え続け、芸術的、哲学的、そして精神的な探求の旅の原動力となっています。

この尽きることのない関心は、彼を自身の文化的・自然的なルーツ、さらには他者のルーツへのより深い理解へと導きました。彼の作品には、文化、宗教、世界観の間に――とりわけ東洋と西洋の間に――架け橋を築こうとする真摯な願いが反映されています。それは、他者や自己、そして私たちが共に分かち合っている「生ける神秘」へのより深い理解を育むためです。

私たちがその一部でありながら、同時に私たちを超越してもいる現実への畏敬の念と、その全体像をありのままに見つめるための開かれた受容的な眼差し――それらが彼のすべての作品に息づいています。この精神は、極めて抽象的で哲学的な著作から、具体的かつ親密な詩や物語に至るまで、あらゆる表現の中に見て取ることができます。

彼が受けてきた影響は多岐にわたり、文学、音楽、映画、視覚芸術、哲学、宗教思想(東洋・西洋を問わず)など、幅広い分野の人物や表現に及んでいます。そこには、大衆文化と、いわゆる「ハイ・カルチャー(高級文化)」との区別もありません。

要するに、アドリア・マセロの作品は、何ものをも排除することなくすべてを包み込もうとする、折衷的かつ統合的な精神を体現しているのです。彼が深く敬愛する哲学者であり神学者でもあるライモン・パニカーの言葉を借りれば、それは「一見すると弁証法的な対立に見えるものを、互いに補完し合う極性へと変容させる」ことを志向していると言えるでしょう。

⬤ 略歴

2020 Ernest Lluchスペイン語散文賞

2025 散文・詩集『Tararà』刊行記念発表および美術展

2026 「REAL」(浄厳院/安土・日本)

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